ぼくらのサバイバルウォーズ、公開おめでとうございます!!ヤー!!🎊㊗️⛺️🍃
自担が大きなスクリーンに映り、物語のポイントにもなる役を務める感動は、計り知れません、、!!
6日で5ヤーして、だいぶ考えが深まってきたので、私からは鷲尾ちゃんの考察(≒演技最高ポイント)をお送りしたいと思います!!鷲尾ちゃんに肩入れしたオタクの1考察ですので、偏りや間違いもあるかもしれませんが悪しからず!
ニュアンスですが実際のセリフもがっつり入れていくので、ネタバレを避けたい人は読まないようにしてください!!
①鷲尾の背景
いつも威張って、暴力を振るったり簡単にナイフを向けたりと、人を力でコントロールしようとしている鷲尾。(マジで自担だけど怖すぎて引いちゃった。褒めてる)
そんな鷲尾が、追い詰められて本当の気持ちを言葉にするシーン。
「2億だぞ?諦めきれるかよ、、
俺たちみたいな落ちこぼれは、大人になっても浮かび上がれねぇ。お前らみたいにキラキラした未来が待ってる訳じゃねぇんだよ!」
このセリフと、怒るというよりも泣きそうな声で切実に気持ちを吐き出した様子を見て、
えっまだ中高生だよね?今の時点でお金を集めるしかないっていう発想に至るの、絶対家庭に何かあるよね?とは思っていましたが、、、
4/4の実演にて檜山くんから鷲尾の背景について説明が。
「ただの不良じゃなくて、小さい頃恵まれた環境で育てられなくて、お金に執着するようになったという背景がある。」(ニュアンス)
とのことでした。
それを踏まえて見てみると、鷲尾はただ威張っているだけじゃなくて、不安なことや分からないことが人よりも多くて生きるのに必死なんだなって伝わってくるようになると思います。
またこれは勝手な深読みになりますが、鷲尾は泊まりがけで険しい山に行くのに何も持っていない。
※和馬・松山→リュック
梅木→ウエストポーチ
竹田→ハンドバッグ
(ハンドバッグしか持ってないけど実際にその中にロープを入れていた、と実演で悠仁から報告あり。)
山の中での食事も、これ誰が買ったんだよみたいなことを言っていて。(人に用意してもらったご飯に文句言うのまじやめな)
お金がないとは言えず威圧感で人に用意させるポジションを確立しているのか、実はみんなが彼の家庭環境を分かっているのか、、?
別にそういう描写ではなくただ単に自分はなにもしなくていいと思っているからかもしれないけど、ちょっと気になったところです。
②不良チーム内の温度差
映画5回目にして、自担を見たい気持ちをグッと堪えて"鷲尾と関わる他の人"を見ることに徹したんです。
すると、、他の子は思ったよりオラオラしてないな、むしろ鷲尾の暴走にちょっと引いてる時あるじゃん、なんだ君たちちょっと正常じゃん!!!みたいな感想を持ちました(笑)
実際、不良チーム内での普通に話せばいいようなことにも恐ろしい声で返したり、いちいち胸ぐらを掴んだり、梅木と竹田が龍一郎を問い詰めていると「ぬるいんだよてめぇら」と言って勝手に選手交代し龍一郎をぶん殴ったりと、鷲尾だけが暴走しているシーンが多々あって。
①で話したように、鷲尾は必死だったとして、それぞれに不良になった理由はあれど同じレベルで生活に困っている不良メンバーはいないんじゃないかなと私は思います。
彼らが、いちいち大声を出す鷲尾にどこか不思議そうにしているのは、
"鷲尾が何にピリピリしているのか、何がストレスなのかなど、、、つまり、なんで荒れているのか?"というのにピンときていないのかな。それを捉えるのが難しいのは、彼らには経験のないことで彼らの引き出しにはない感覚だからかなって。
鷲尾のセリフに大袈裟な言い回しが多いのも、その温度差を表すためなのではないかなと思うようになりました。
また、幼少期から親とうまく関わっていなかったのであろう鷲尾は(親が側にいたのかすら怪しい)、人との繋がり方もよく分かっていない、もしくは間違った方法しか見たことがないんじゃないかなと。力でしか繋ぎ止められないと思っていたから、どんな時も強い口調で話して、自分が上に立てるようにボーイスカウトも自分の仲間も貶して。
それに対して和馬は、鷲尾が「お前なんてパシリだよ」と言ったことに本日付で新鮮に驚いていて(笑)、素直に育ったんだなーと思いますし、
「鷲尾がパシリだと言っても、俺はダメな自分を受け入れてくれた仲間だと思ってる」と言い切る力があって、同じ不良に見えても実は対象的な2人。
鷲尾はきっと、虚勢を張るために思ってもないことまで口から出ちゃうから。それを鵜呑みにしないで跳ね返してまで仲間だって言ってくれる直球な和馬と、一見理不尽な鷲尾ちゃんにも懲りずに付き合ってくれる松竹梅がいてくれて、よかったな。
(まあ、不器用じゃ片付けられないくらいひどいことたくさんしてるから、逮捕されて少年たちが始まらないか毎度ドキドキしてますけども)
③鷲尾の涙
「泣いちゃって撮り直しになったシーンもある」と檜山くんが話すように、鷲尾は本当の気持ちを出せる場面は少なく、基本的にはクールでいることになっているキャラクターなんだと思います。
演技としては、涙が必要ないところで泣けるほど気持ちが入っていた檜山くんすごいなーなんて驚いて。でも、それほど気持ちが乗っていても涙によってNGになるのは、
"涙を見せない"ということで、鷲尾なりのプライドであったり生き方を、良くも悪くも、表現していたのかなぁと考えています。"泣かない"であり、"泣けない"でもあるのかなって。
最後に、「(ボーイスカウトの入団)待ってるから!」と言われて、俯くところ。
初めは、視聴者が鷲尾の返答を期待するための間だと思っていたけど、よく見ると俯いて誰にも見えない角度で、表情が動いている気がして。
最後にナイフを捨てたとはいえ、あんなに危険なことをした相手に許され受け入れられるなんて、鷲尾の人生になかなかなくて、気持ちが動いたんだろうなと思うと、見ているこっちも涙腺がゆるむ。
でもまだそこでうん!って言えるほど素直じゃないから。本当はめちゃくちゃ嬉しかったかもしれないけど、泣かずにもう1度不良の顔を作って、「さあな」とカッコつけて、最大限ダルそうに不良歩きで帰っていく。それがあの場でできる最後の強がりだったのかなと思います。
④その後の鷲尾ちゃん
その後、ちゃんとボーイスカウトに入団しちゃって、やっぱり相当嬉しかったんだなっていうのは伝わってきますよね(笑)
彼は、落ちこぼれで似たような悩みを抱えた不良チームだけでなく、キラキラしていて相容れないと思っていた人たちとも仲間になった。
これから、和馬との関係のように、人との関わりや正しい繋がり方をもっともっと知っていって、力を使わなくても大丈夫なんだって気づくことになるんだろうな。
家庭の問題が解決しているとは思えないけれど、ピンチの時に助けを求められる相手は増えていくはずだから、ちょっとは希望が持てるようになるかな。持てているといいな、、、
鷲尾ちゃん幸せになれたかなって映画館を出る度に考えちゃう〜〜〜😢困ったらうちにごはん食べに来な〜〜😢🍚
最後に、、
檜山くんは、実際とてもいい子ですし、いつも未来に希望を持っていて、親を尊敬していて家族ともとっても仲がいいと思います。そんな彼が正反対の境遇の「鷲尾」を演じることは、難しかっただろうけど、
檜山くんの優しさや人の立場に立って物を考えられるところがあったから、鷲尾に寄り添って、鷲尾になれたんじゃないかなと思います。
これからも、檜山くんの俳優業が楽しみで仕方ないです!!🐱
さて、まだまだ映画を観る予定があるので、これからは鷲尾を保護しつつも技能章特定班になってみようと思ってます(笑)
鷲尾ちゃんはこれからみんなとどんな活動をして、どんな技能章を取っていくのかな〜なんて、未来のことも考えながら、、⛺️🍃
おわり